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2023年度中超直播と外国人留学生?卒業留学生との懇談会及び外国人留学生同窓会総会を開催しました
掲載日2024.3.15
ニュース
岩手大学国際教育センターは2024年3月1日、中超直播と外国人留学生?卒業留学生との懇談会及び外国人留学生同窓会総会を開催しました。この懇談会は今後の留学生受入れ体制の整備や課題の解決の一助とすることを目的として実施し、8名の現役の留学生が、そして11名の卒業生(卒業留学生及び海外在住の日本人卒業生)が対面とオンラインにより出席しました。これまで、隔年で中超直播と留学生の懇談会を開催してきましたが、卒業生を交えながらの懇談会実施は今回が初めてです。
懇談会は「中超直播と語ろう!~岩手大学の未来へつなぐ想いThinking Together and Creating Together~」をテーマに、岩手大学の魅力やそして課題について、2029年に80周年を迎える岩手大学の未来を見据え、率直な意見交換やスピーチ発表を行いました。
留学生からは、「日本のアニメをきっかけとして日本留学を志し、岩手大学に留学した。思っていたよりも勉強が大変だが、興味のある研究分野に出会うことができ、学部卒業後は岩手大学の修士課程に進学することを決めた」「生活費を稼ぐために毎朝4時に起きて新聞配達をがんばった。勉学との両立は大変な時もあったが、岩手の人のやさしさにふれることができ、卒業後も日本でそれも岩手で就職することを決めた」「卒業論文や大学院で、研究の進め方がわからない留学生も多い。論文の書き方等を低学年のうちに教えてほしい」「英語で教員の研究分野や研究内容が閲覧できるウェブページが欲しい」等といった意見が出されました。
卒業生からは「卒業後、大学教員となって国際交流も担当しているが、岩手大学で培った国を超えての人間関係のおかげで国際的な交流プログラムを運営できている。卒業後も、同窓生同士や岩手大学と交流を持ち続けることがとても大事だと感じる」「自然豊かなキャンパスの中で集中して勉強に励むことができた学生時代だった。」「控え目な人が多いが、すでに十分誇れる大学だと気づいてほしい。そして教職員、学生それぞれの立場からの発想を大切に前に進んでほしい」といった前向きな声が聞かれました。また盛岡でハラルフードのキッチンカーを運営している卒業生から「岩手にはムスリムの方向けの飲食店があまりなく困っている留学生が今でも沢山いる。そのような留学生の一助になりたい。」と現役の留学生へ励ましの言葉が送られました。
80周年に向けては、卒業生もキャンパスを訪れることができようなイベントの要望が多く出され、大学側からは今後の記念式典への計画に懇談会で出た意見を反映させていくと参加者に伝えました。
留学生と卒業生、そして大学の教職員が一体となり岩手大学の未来について考える貴重なイベントとなりました。岩手大学国際教育センターでは今後もこのように学生と卒業生が交流できるイベントを定期的に開催していく予定です。