中超直播7(2025)年3月20日(木)~3月22日(土)に北海道大学で開催された、第136回日本森林学会大会において、総合科学研究科地域創生専攻高度農林業プログラム修士2年の齋藤楓華さんと農学部森林科学科4年の坂本侑善さんが学生ポスター賞を受賞しました。 (受賞日:2025年3月21日)
齋藤楓華(総合科学研究科地域創生専攻高度農林業プログラム修士2年)
ウリハダカエデの樹液量および糖度と繁殖状況との関係―3年間の記録―
近年、二次林に自生する国産カエデ樹木を活用した樹液採取事業が行われている。しかし樹液量や糖度には顕著な個体差が見られるため、効率的な樹液採取を行うためには総糖量(樹液量×糖度)の決定要因を明らかにする必要がある。本研究では、ウリハダカエデを対象として樹液量や糖度と、成長や繁殖状況にどのような関係が見られるかについて3年間に渡って調査を行った。その結果、雌雄異株であるウリハダカエデは、メスの履歴が多い個体ほど樹液の総糖量が多く、肥大成長速度は遅いことが明らかになった。
坂本侑善(農学部森林科学科4年)
冷温帯落葉広葉樹の秋季における葉の窒素再吸収と樹種特性
生態系は窒素欠乏状況であり、そのため冷温帯の落葉広葉樹は秋の落葉前に葉から窒素を再吸収し、それが紅葉や黄葉という葉の変色の背景になっている。これまで落葉前の窒素再吸収に関する研究は、葉に含まれるすべての窒素量が対象であったが、窒素は食葉性動物に対する防御物質にも使われ、その窒素は再吸収されることはない。本研究では、落葉広葉樹20目38科60属92種を対象に全窒素の吸収率だけでなく光合成に関わるクロロフィルの分解率にも焦点を当て、さらに光合成能力に関わる樹種特性を考慮して秋の窒素再吸収率について分析を行った。その結果、クロロフィルの分解率が秋の窒素再吸収率をよく説明することを解明した。
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